新着情報とお知らせ
田上市政の総括となります長崎市政報告会を去る2月17日に出島メッセ長崎で約400名の参加者皆さんを迎え開催しました。
冒頭田上市長から皆さんへ直接お伝えしたいとして、昨年12月市議会及び記者会見で表明されました次期市長選について、『今期を機に長崎市長としての立場を離れ、5期目を目指さないという決断をしました』と報告されました。
その理由として、
・未来の基盤が少しずつ見えるようになったこと。
・その基盤の活かし方、使い方に力を尽くす新しいステップに入ろうとしていること。
・まちづくりは10年単位で考える必要があること。
・新しいステップは、新しいリーダーの下で進める方が良いこと。
を話され、『これからも長崎のまちづくりがたゆみなく前進し続けることを願っています』と長崎の進化を期待して締め括られました。
市政報告では、約70分間映像を用いて4期16年の報告をされましたが、皆さん真剣にお聴きいただきました。
以下、主な説明内容を掲載します。
・最初の映像で16年前の若かりし日の選挙ポスター で皆さんの笑いを誘い、職員時代の手帳 に書き込んだアイデア集の“ちゃんぽんミーティング”や“コールセンター開設”“業務改善発会”などを実施したこと。
また、市長当選後の平成19年6月の施政方針では、
・『私たちは、まさに「激しく変化する時代」の真っ只中にいる』として“次の時代のまちの基盤を つくる”を使命として取組み“交流により栄えるまち”長崎を目指し、人口減少の中でのクルーズ船入港隻数増加、長崎駅周辺開発と新幹線開業、プロスポーツチーム誕生などが出来たこと。
二期目マニュフストでは、“長崎進化論”を3つの分野を掲げ、次の時代のまちの基盤づくりとして、
・“まちを支える仕組み”では、4つの総合事務所や地域がチームになり、市が地域を応援する地域コミュニティ連絡協議会制度の創設など。
・“まちの形“では、ネットワーク型コンパクトシティ長崎による都心部の都市機能として長崎駅周辺や松が枝国際観光埠頭2バース化など、まちの質を上げる取組みなど。
・”経済”では、昭和の観光都市から21世紀の交流都市へと幅を広げ、出島メッセ長崎やIT系企業の進出、誘致企業と地場企業の連携ではマッチング機会の創出として「ながさき企業交流会」、広域自治体・基礎自治体・金融・メディアなどが横断的に連携し、オープンイノベーション推進支援を行っていく“出島組織発足”、起業家育成プログラム“コッコデショ!”など。
が報告されました。
最後に田上市長は、
NGSAKI・・・ing 長崎の進化は続いていく・・・ と長崎の更なる進化を願われ、出席皆さんの大きな拍手で終わりました。
皆さんお帰りの際は、田上市長ご夫婦でお見送りされましたが、ご夫婦でお一人お一人と言葉を交わされ、皆さんからは“16年間の市政運営への感謝”や“こんなに長崎が進化してきたことを教わり良かったなど”多くの感想を伝えられていました。また、事務局へは翌日まで沢山の感謝やお礼の電話がありました。
毎回市政報告会で準備や片付けを手伝っていただきました南高OB・長崎市OBのスタッフの皆さん、ご出席された皆さん、此れまで田上市政をお支えいただきました全ての皆さんへお礼を申し上げます。
此れからも、益々長崎が進化することを願い、長崎進化論 ~田上市政16年の軌跡~ の報告といたします。
ありがとうございました!