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市庁舎はなぜ19階建て?

これが市庁舎のイメージパースです。
右側が長崎警察署、左側が松翁軒、手前が市民会館。左側の低層部分と右側の高層部分に分かれているように見えますが、低層部分はつながっています。
19階建てにして、できるだけ一つの建物に市役所を集約しようとする理由は、一つの課題を解決するのに、いくつもの部署が関係する時代なので、常に連携体制を取っておくためです。もう一つは、今は7つの建物に分散していて年間6,000万円ほどの経費がかかるのを節減するためです。
 
面積は今の市役所より1万5千㎡ほど広い4万6千㎡あまりになります。
すごく広くなるように思えますが、総務省の基準より狭く、最近、建設しているよその市役所と比べると狭く設計しているので、これから人口が減りそれに比例して職員数が減るとしても20年後にようやく、よその市役所の今の広さに追い付くくらいです。
また、増えた分のうち1万㎡は、市民の利便性アップのためのスペースを広げたためです。ご覧の絵のように窓口や相談のスペースを広く取ったことや、災害が起きた時に集まってくる場所でもあるので待合スペースなども広めに取っています。
窓口はできるだけあちこち動かずに手続きが済むようにします。
これは子どものための手続きをするフロアのイメージです。手続きをする間、子どもたちを遊ばせておくスペースをつくることにしています。
トイレも大事です。多目的トイレをつくっていろんな皆さんが安心して利用できるようにします。
そのほか、市民が土日も利用できる多目的会議室や災害対策本部の機能などもしっかり備えた市庁舎にします。
 
新しい市庁舎の建設の経費で次世代に多くの借金を残すようなイメージがあるかもしれませんが、建設費約260億円のうち160億円は既に積み立てています。残り100億円余りも上手に国の制度なども利用しながら計画したので、長崎市の今後の負担は29億円まで小さくすることができました。他都市の市庁舎建設と比べても、後の世代のことをとてもよく考えた計画になったと自信を持って言えます。
 
田上とみひさ後援会
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