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大型施設を次々につくって長崎市の財政は大丈夫?

まず、今の長崎市の財政状況をご説明します。
このグラフは下が赤字、上が黒字ですが、ご覧のように、平成21年度以降、長崎市の財政は黒字を続けています。
 
大型施設ばかりにお金を使って市民の暮らしにお金を使ってくれていないのではないか?という声も時々聞きます。
このグラフをご覧ください。市役所で一番メインの財布の「一般会計」の予算の配分を表したグラフです。
左が平成18年度予算、右が平成30年度予算ですが、太い赤枠で囲んだ部分が広くなっているのが分かると思います。15%ほど増えています。これは福祉や子育て、教育などのための予算です。きちんと市民の皆さんの暮らしのための予算を確保していることがわかります。
反対に減っているのが緑の部分です。これは特に人件費が減っていることを示しています。
 
人件費は10年間で約2割削減しました。年間334億円使っていた人件費を、264億円まで減らして約70億円の財源をつくっています。
また借金の返済にあたる公債費も263億円から174億円へと年間90億円近く減っています。
こういった部分でつくった財源を、市民の暮らしや、将来への投資、貯金などに充てています。
 
これは貯金の額を表したグラフです。
平成19年度に76億円だった貯金は、10年後の29年度には219億円まで増やすことができました。
本来こういう貯金は、災害が起きた時やリーマンショックのような大きな状況変化があった時のための蓄えなので、一定程度持っておく必要があります。以前は100億円を目標にしていましたが、今は一般会計予算の1割にあたる200億円前後をキープしたいと考えています。
 
最後はローンの返済の状況です。借金をすると返済することになりますが、最近のピークは平成16年で、年間288億円ほどを返済に充てていました。今は174億円まで下がっています。今後、今計画している大型投資があるので2024年まで少し増えますが、その後も増えすぎることがないような財政計画にしています。
財源をつくり、市民の暮らしやすさのための政策に充てながら、将来への投資をきちんとして、貯金も一定蓄えるという堅実な財政運営をしていることがわかると思います。
 
田上とみひさ後援会
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